市販されている鉄サプリにはヘム鉄、非ヘム鉄、水酸化鉄などがあります。それらの違いは鉄の原料です。ヘム鉄の原料は豚の血です。非ヘム鉄の原料はブルベリーやブルーンなどに含まれる鉄です。vorナチュラル鉄の原料は水から生まれ続けている鉱物性の天然リモナイトです。
鉄は原子であり、二価と三価の鉄イオンを含んでいます。二価鉄イオンの鉄は体に吸収されやすい鉄です。三価鉄イオンの鉄は体に吸収されにくい鉄です。そして、ヘム鉄は二価鉄イオンの鉄であり、非ヘム鉄は三価鉄イオンの鉄です。vorの鉄は二価と三価鉄イオンが混合している鉄です。
vorナチュラル鉄には、体に吸収されやすい二価鉄イオンの鉄が36.9%含まれています。しかし、二価鉄イオンの鉄は非常に不安定で胃の中でタンニン酸やフェチン酸、ポリフェノールなどにくっついて、体に吸収されにくい三価鉄イオンの鉄に変わりやすいのです。そのため、飲食で食事を楽しみたい方は食事の30分前の空腹時や、就寝直前、食間などにvor鉄を飲んでいただくことをおすすめします。ビタミンCと一緒に摂らなくても大丈夫です。それは、ビタミンCが三価鉄イオンの鉄から二価鉄イオンの鉄に還元するための還元剤だからです。vor鉄は二価鉄イオンを含んでいるため、還元する必要がないのです。
vorナチュラル鉄の主原料のリモナイトは毒性検査試験で無毒性であることが証明されています。その証明は、体重50kgの方が1日200gのvorナチュラルパウダーを摂っても無毒であるという内容です。もし、10kgの体重のお子さまであれば、1日40gのvorパウダーを摂っても無毒ということになります。
過剰摂取の問題はヘム鉄にあると考えられます。それは、2012年3月14日のLos Angeles Times HEALTHの欄に載った記事から考えられることです。その記事には、ハーバード大学( Harvard School of Public Health)が20年以上かけて赤身の肉の研究をした結果、赤身の肉のヘム鉄が心臓発作や致命的な心臓疾患病、及び癌の発生に関連づけられているということが記載されています。参考までにその記事を日本語に訳したものをご覧ください。
義務教育で学んだことを思い出してみましょう。鉄分は主に酸素を運ぶ赤血球のヘモグロビンの構成要素になっています。私たちが吸っている酸素は肺に溜まりますが、全身の細胞には行きわたりません。肺からはヘモグロビンが全細胞に運んでくれています。そのため、体内の鉄分が減少すると、全細胞が酸欠状態に陥って苦しい思いをします。自分が息切れや疲れ、体の冷え、肩こりなどを感じるのは、全細胞が酸欠状態に陥っているからです。自分の体は無数の細胞で成り立っています。脳や心臓、肝臓、腎臓、肺、胃腸などのすべての臓器は細胞の集合体です。そのすべての細胞が酸欠状態に陥れば、臓器の働きや機能が低下するのは当然です。それを放っておけば、臓器はあたり前のように壊れて行くのです。鉄はとても重要な役目を果たしているのです。
そんなことはありません。食物で十分に鉄分を摂ることができれば、鉄サプリを摂る必要はありません。食物で1日の鉄の摂取量を摂るには、牛ヒレ肉であれば約200g、又はレバーであれば約70gを、調理して毎日食べれば良いことです。ここで、なぜ毎日鉄分を摂らなければならないかを考えてみましょう。それは、鉄分が毎日消耗されているため、毎日補給しなければ、鉄不足になり、全細胞が酸欠状態になるからです。鉄は体内で作れないため、口から入れ続けない限り、消耗するだけになってしまうのです。
vorナチュラル鉄を摂られても、胃にもたれることはほぼありません。そのため、空腹時にvor鉄サプリを飲まれても大丈夫です。
生後6カ月以上の乳幼児からvorナチュラル鉄パウダーをミルクや離乳食に混ぜて与えることができます。
2012年3月に厚生労働省の医薬食品局食品安全部、基準審査課、新開発食品保健対策室の方に訊ねたところ、毒性検査試験をクリアしているのであれば、それは食品として認められると言われております。
お母さんに対し、“薬を飲んでも栄養を摂らないと体が丈夫にならないよ”というようにお伝えすることをおすすめします。それと同時に、vorナチュラル鉄パウダーを料理に入れて食べていただき、様子を見てはいかがでしょうか?食力が出て何でも食べられるようになった時に、“お母さんはvorナチュラル鉄パウダーで摂っていたんだよ”と、お伝えしてみるというのはいかがでしょうか?
根本的に、自分の体と心のつながりを理解してみましょう。一般的にうつは誰にでも経験する、心の憂うつ状態のことです。例えば、体調が悪い時は心が憂うつになり、自分はもうダメかもしれないというように落ち込むことがあるでしょう。しかし、体の調子がよくなれば、自分でやりたいことや、やらなければならないことを行動できるようになるため、“頑張れる”や“希望が持てる”というように心が変わるでしょう。鉄とうつや精神的な落ち込みの関係は、鉄不足によって体が自分の思い通りに動かなくなってしまったことにより、心が憂うつになり、希望が見えなくなってしまうということなのです。そうならないようにするには、食事で不足分の鉄分をvor鉄で補給し、健康な体を作り、目標と希望を持って楽しんで生活することです。
元気を作る=健康な体を作ることです。それには、自分の体を構成している細胞を理解することが必要です。細胞のことは中学校で学んでいます。すべての臓器は細胞の集合体であり、その細胞は「酸素・栄養・水」を与えられることで働くことができています。健康な体を作るにはバランスの良い食事と適度な運動、十分な睡眠が必要です。それを分かりやすく数式で表してみましょう。

健康な体(5)=食事[酸素(1)+栄養(1)+水(1)]+運動(1)+睡眠(1)

自分の体が虚弱になるのは細胞に必要なものを与えないためです。例えば、

不健康(虚弱)な体(2.0)=酸素(0.5)+栄養(0.5)+水(0.5)+運動(0.2)+睡眠(0.3)

というように、体に必要なものが(3)不足すると、体が(3)だけ不健康(虚弱)になります。もし、不足分をそのままにしておけば、体はずっと虚弱のままです。しかし、体に必要なものを食べれば、細胞や臓器が丈夫になって行きます。そうなると、適度な運動や十分な睡眠を取ることができるようになるため、健康な体を作ることができます。そして、自分のやりたいことができるようになることにより、心が元気になります。
お菓子を食事代わりにするか、しないかは自分が決めなければならないことです。なぜならば、誰にダメと言われても食べるからです。自分で決める方法は、自分の体を理解することです。それには、車と体の原理を比べて見ることです。車は運転手が車体にガソリンとエンジンオイル、水をバランス良く供給して運転すれば、正常に走ります。もし、運転手が車体にガソリンの変わりに灯油を、エンジンオイルの変わりにサラダ油を、水の代わりにアルコールを入れてエンジンをかけたならば、車は故障して走らなくなります。 体の場合、自分が肉体に必要な酸素、栄養、水となる食物を与える考えで、バランスの良い食事をし、適度な運動をして、十分な睡眠を取れば行動できます。もし、自分がお菓子やインスタント食品、嗜好品を食事代わりに食べ、アルコールを水代わりに飲み、運動をせずに、夜中まで起きているような生活を続ければ、体を壊します。体は食物でできています。その食物とは肉や魚、卵、野菜、果物、乳製品などです。それらを調理してバランス良く食べることが良いのです。そのように考えることができれば、お菓子はおやつ程度に食べることができると思います。最後に、vor鉄を摂ることにより、体に必要な食物を食べたくなる可能性は高くなります。
食物繊維の野菜や果物を食べることです。そして、十分な水を飲んで下さい。